水曜聖書の学び

創世記45章 :

ユダは、父ヤコブが自分よりもベニヤミンを愛しており、ベニヤミンがいなくなると、悲しみのあまり死んでしまうかもしれない父親のために、自分が代わりに奴隷になることを、ヨセフの前に申し出ます。そのことばを聞いたヨセフは我慢が出来なくなり、すべての家来たちをその場から去らせ、兄弟たちだけになると、彼らの言葉で、自分がヨセフ、つまり彼らが奴隷とするために売った兄弟のヨセフであることを打ち明けます。兄弟たちは、それまでヨセフのことに関しては、彼がいなくなったこと、また死んだという言い方しかしていなかったのですが、ここで、初めて、ヨセフ本人の口を通じて彼らのしたことが告白される形になります。この事実を知っていたのは、兄弟たちとヨセフだけでしたから、相手がヨセフであったこと以上に、自分たちの隠していた罪が明らかにされたその驚きは大きなものであったにちがいありません。彼らが答えることができずにいると、ヨセフは、自分がエジプトに先に来たのは、人々を救うためであって、すべてが神様のなさったこと、神の計画であったことを何度も述べます。それを聞いていた彼らの驚きはますます強まったでしょう。彼らは、もうすでに赦されていたのです。それだけでなく、穀物を入れた袋に銀が返されていたことも、食事をともにしたことなど、その時には恐れでしかなかったことが、すべてヨセフが自分たちにしてくれたよき業であったことに気がついたのです。彼らは、ここに本当の悔い改めをすることができたのです。