出エジプト記 11章 :

10章の終わりの奇蹟はKhamsinと呼ばれるもので、砂漠の方から西の風が吹いてくると、そのほこりのため昼間でも暗くなるというものです。これも今でも起きる現象ですが、その時のものは非常に激しいものであったようです。私たちはとかく、奇蹟というものを偏って考えてしまいがちですが、神様が自然を使って奇蹟をなさるということは非常に大切です。

 神様の約束に関しては、妥協はありません。それは、その約束をなさる方が天地創造の神様であられるからです。神様の言われたことばはすべてことごとく成就します。ですから、その約束の上に立つ私たちもその約束を、100パーセント信じ、その上に行動することが要求されます。その意味で、モーセとアロンは、パロの妥協策を受け入れませんでした。

 さて、パロに対するすべての警告も終わり、あと残るは過越の奇蹟のみです。エジプトの国の初子が、人だけではなく、動物に至るまで殺されてしまいます。実は、それに加えてもう一つの大切な奇蹟があったことも忘れてはなりません。それは、ちょうど神様がパロの心をかたくなにされたように、エジプトの民の心には、逆に、イスラエルの民に好意を持つようにされたことです。これも神様のなさる大きな奇蹟の一つです。


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