出エジプト記 18章 No.2:

18章は、ミデヤンの祭司であったイテロがモーセを訪問した話です。このイテロは、モーセの義理の父であって、彼がエジプトから逃げて来た時に、彼に会い、彼の娘のチッポラと結婚しました。そもそも、このミデヤン人というのは、アブラハムがサラの死後めとったケトラの息子のミデヤンの子孫である可能性が高いです。それが正しいとすれば、このミデヤン人がアブラハムの仕えた同じヤーべの神を礼拝したと考えても不思議ではありません。そもそも、モーセがイテロに会い、すぐに彼とともに生活することを決心できたのも、彼が同じ神に仕え、同じアブラハムの子孫であったからです。この後も、イテロの氏族とは関係が深くあったようで、ケニ人と呼ばれる氏族がイスラエルの中に混ざって住んでいたことも記されています。 この18章の話の中でも、アロンとイスラエルの長老たちの面前でいけにえを捧げるに当たって、イテロが祭司として重要な役目を果たしたことが示唆されています。彼がヤーべの祭司でなければ、それはあり得ないことです。しかも、イテロがモーセのさばき主としての仕事に関して忠告すると、モーセはその忠告を受け入れて言われたとおりにしています。こういったことから、ヤーべの神のことに関しては、イテロはもモーセの先輩であり、先生であり、彼がミデヤンの地にいた40年の間に受けた訓練も、イテロの存在があってのことであった可能性が高いです。非常に興味深いですね。

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