出エジプト記 19章 No.2:

19章は20章への序にあたります。つまり、十戒、即ち、神とその民との契約の中心となる規約の部分への準備の章と言えます。民が荒野を旅し、いよいよ、「山のすぐ前に宿営した」とあります。この山とは、ヤーべの神がモーセに対して、燃える柴の中でご自分を啓示されて、「あなたが民をエジプトから導き出すとき、あなたがたは、この山で、神に仕えなければならない(3:12)」と言われた山のことです。それまで、神様は特定の個人には、ご自分を現されていましたが、大勢の民のレベルで、こんなに近くまでその臨在を現されたことはなかったです。神様がいよいよ、イスラエルの民と契約を結ばれる時が来たのです。おもしろいのは、モーセが、この話の中で、神と民との間の仲介者として、山の上に行って神様のことばを聞き、そこから下って来て民にそれを語り、また山に上り、民の語ったことを神様に伝えるという役目を果たしていることです。この辺は、イエス様が同じような働きをなさったことを思い出します。さて、神様は、民たちに自分を聖別して準備するように命じられました。しかし、それでも、神様の臨在が現れた時、民たちが震え上がったと書かれています。これも、イエス・キリストを通して私たちに与えられた新しい契約を知る上で、非常に大切なことです。

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