水曜聖書の学び

出エジプト記1章 No.1 :

さて、今週から出エジプト記を読んでいきます。この本は創世記50章での出エジプトをほのめかす「のぼる(アラー)」という言葉の使いかたや、出エジプト記1章の始まりの書き出しから(「そして」という接続語から始まる)、それが創世記の続きとして書かれたことが分ります。
ヤコブの家族70人から始まったヘブル人ですが、400年あまりの間に、どんどん増えて行ったことが書かれています。ここで使われている言葉や表現は、創世記の人間の創造の時に、「生めよ。増えよ。地を満たせ」と言われた神様のことばとおなじものが使われています。これらの表現は実は、もう創世記に何度も使われており、人間の罪にもかかわらず、神様が人間たちを祝福したことばがそのまま働いていることを示しています。特に、ノアの洪水の後で、全く同じことばで、神様が人間たちを祝福されたことは、大きな意味があります。神様が人類を祝福する心は変わっていないのです。
ところで、ヨセフを知らない新しいエジプトの王の時代になると、王はヘブル人があまりにも増えたので、彼らが敵側についてエジプトに戦いをいどんでくることを恐れて、彼らを苦役で苦しませることを始めます。それでもへブル人はどんどん増えるので、今度は、彼らの助産婦に生まれた男の子は全部殺すように命令をします。それが、モーセという意外な生い立ちの人物を生み出すことになります。