水曜聖書の学び

出エジプト記2章 No.1 :

パロは、これ以上ヘブル人が増えないようにと、苦役によって彼らを苦しめるが、そのかいなく、ヘブル人はどんどん増えていきます。そこで、彼は、ヘブル人の助産婦たちに、生まれる男の子はすべて殺さなければならないという命令を出します。ところが、助産婦らはその命令を守らず、男の子らを生かしておきます。それは、彼女らが人の命令より自分の良心の声に従ったからです。聖書は、そんな彼女らを神様が祝福したと言っています。仕方なく、パロは、生まれた男の子はみな、ナイル川に投げ込むことを命じます。これで、例のモーセの誕生と、彼がエジプトの王の娘によって育てられることになる背景が準備されたことになります。ヘブル人の女で、その夫もレビ族出身の者が男の子を産みます。最初の3ヶ月間はその子を隠していますが、それ以上隠しきれず、彼をかごに入れ、ナイル川に流すことになります。ところが、そこでちょうど水浴びをしていたパロの娘に拾われ、彼女の子として王宮で育てられることになります。モーセというのは、実は、エジプト語では、男の子という意味ですが、ヘブル語では(モシェーと言います)、「引き出す(マシャー)」という意味で、かごから引き出されたことを指しています。神様の導きは、多くの場合、人間の想像を越えています。どうして、迫害とも言える苦役がヘブル人に来たのか、 また、モーセという一人の人間を通して、そのヘブル人を救う、しかも、その子が敵であるパロ自身の家で育てられるとは。非常におもしろいですね。