水曜聖書の学び

出エジプト記2章 No.2 :

モーセはエジプトの王宮にて、パロの娘の子して、当時受け入れられる世界最高の教育を受け、大人に成長していきます。それでも、自分がへブル人であり、自分の生い立ちについておそらく若い時から知っていたと思われます。彼の性格からして、自分と同族の民族が奴隷として過酷な労働に苦しめられているという事実、しかもその中に自分の家族がまだ生きていることを思えば、自分がパロの娘の息子として生活していることに大きな疑問を持ったはずです。そこで彼は、自らへブル人の中に入り、彼らの味方をし、その救済の方法を探り始めます。それは確かに、彼に与えられた神様からの召しであり、そのためにこと、この世に生まれて来たことを、心の奥底で彼もよく知っていたはずです。ところが、その結果はどうでしたか。大きな挫折でした。彼のしたことを知ったパロは、前からその危険性を案じていたのですが、もはやモーセを生かしておくわけにはいきません。モーセは、ついに王宮からの逃亡を余儀なくされ、遊牧民であるミデヤン人の住む荒野に逃げていきます。そして、そこである家族に出会い、その父に気に入られ、思い切って結婚までもして、そこに何十年も住むことになります。彼の人生は完全に変な方向に行ってしまいました。エジプトの王子から、荒野の羊飼いになってしまったのです。誰が考えても、これは大きな失敗です。モーセもそう考えたはずです。でも、、、、